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October 09, 2007

落武者修行

ナメたらあかん。手術。
なんか歯医者みたいなのを想像していたので、
余計に恐ろしかったのですが。


●「このぐらい髪を切りなさい」
と女医に冷たく言われる。
1


●おののく。
2


●逆ギレて、4人部屋である事にも、
格差社会にもついでに憤慨。
3


●ご飯を食べて落ち着く。
4


●あっさり剃られる。
5

●何故かテンションが上がる。
6

●隠れて冷静になる。
7


この後、手術台に横になり、
頭に麻酔を4本打ち込まれる。

マジックで線を引いて、
メスで切る。

ゴムを引っ張る様に、
開口部を広げて止める。


脂肪腫のまわりの筋繊維的な物を
小さなハサミの様なもので
ぶちぶちと引きちぎっていく。

頭がブンブンと振られる。

手術は初めてだけれど、
大胆な手術だ。と思う。

頭蓋骨にゴリンゴリンと器具が当たる。

綺麗な女医さんだった事もあって、
なんだかとても恥ずかしい。

「頭蓋骨なんて親にも見せた事ないのに!」
とハンカチーフを噛み締める。


ボロリンと小さな餅の様な物が取れる。

女医 「可愛いのが取れましたよ~」

僕 「ハハ」

おっさんの医者 「本当にねぇ。いや立派な。」

女医 「お餅の醤油ヅケみたい」

麻酔医+おっさん医者 「オホホホ。」

僕「ハハ」


僕はガクガクして
適当に返事をしていたので、
あまり覚えていない。

麻酔が切れてきて、痛む。

ガクガクしながら、傷口を縫うのを待つ。
結局24針も縫う。

女医「奥さんはコレ見たいかしら?」

僕「ぜひ、見せてやって下さい。」

女医「可愛いとか言って、持って帰るとか言わない?」

僕「ハハ」

1時間20分の手術中、
とにかく、恐怖だった。

僕の顔は
落武者も真っ青な顔だったろうよ。


手術の前は、
「手術と歯医者は違うものだ」と
マントラの様に唱えて、
覚悟を決めとかないと、ガクガクしたり、

美人女医の軽口に
ダンディな返しが出来ず、後悔するからね。

カポーン

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